Nov 2, 2010

11月の火曜日



空に太陽が!
興奮して昨日は久しぶりに長い散歩をした。
少し葉の落ちた並木が、馬の公園の湿った土が、
4時過ぎだというのにもう夕焼け色の空が、
なにもかもが最高に色鮮やかに見えた。

今朝、カーテンを開けた時に見えた青い空。薄い雲。
洗濯物を干していると一匹のとんぼが飛んできた。
ジジジと音を鳴らして、しばらくゆらゆらとホバリングをして飛び去って行った。
ふとベランダから下を覗くと、高い木の小枝に猫がぶら下がっていた。
建物の2階程の高さの小枝の上で、白に黒のぶちのその猫は必死にしがみついていた。
ああ、危ない!と声に出すのとどちらが先か、大きく小枝が振れた勢いで猫が地面に落ちた。
猫は空中でひらりと身を返し、無事着陸した。

木の根っこにはもう一匹、黒に白のぶちの猫がいた。
落ちた猫と、待っていた猫は、しばらく顔を突き合わせていた。
黒のぶちはぺろぺろと前足を舐めて体勢を整えると、どこかへ行ってしまった。
白のぶちはその後ろについて行ってしまった。