Mar 23, 2011

守ること



地震が起こって、もう10日以上。
毎日テレビを通じて目にする被災地の様子に胸が締めつけられます。

どうしても小さな子を持つ親として、
子供を亡くした親御さんや、
避難所でつらい思いをしている赤ちゃん、お母さんの事を想います。
なにかしなければという気持ちと、でも大きなことはなにもできないという事実。
今できることと言えば、募金をすること、
無駄なエネルギーや物を使わないことしかないのでしょうか。


母親としても葛藤する日が続いています。
特に原発に関してはいろいろな情報が入ってきます。
たぶんどの情報が真実らしいのか、頭では理解しているのです。
自分の身を守るだけなら、
状況を注視しつつ普通の生活を送ろうと、きっと納得できたと思います。
しかし娘を守るという時、感情がどうしてもそれを許さない。

子を持つ親が、子供を守りたいという思いに過剰、過敏などということがあるのでしょうか。
自分だけが良ければよい…というのは確かに間違っています。
しかし、政府が中途半端な情報開示や規制で不安を煽った上で、
その後、様々な専門家が数値や数式を示して「大丈夫!心配するな!過剰反応するな!」と説得する妙な現象。
全力で守らなければならない誰かがいる時、
一度植えつけられた不安を拭い去るのは本当に難しい。
誰も、そこに行列があるから並んでいるという訳ではないし、
自分を守る為だけに動いている人なんて、今の日本にはきっとほとんどいないと思うのです。
自分の大切な人を守りたい、きっとそれだけのこと。

なにが母親として賢い判断なのか。
どの決断が最も子供のためになり、同時に人のためになるのか。


地震が起こる前に想像していたものとは違っても、
誰もが静かに穏やかに暮らせる日が来て欲しい。
本当に、本当にそう願っています。