Jan 18, 2011
思いがけず楽しい。
数日前の日にちが変わる時間、
急に不良になったお母さんは、
近所のスタバまでフラフラ散歩に出たのでした。
娘はすやすや寝ています。
夫もぐーぐー寝ています。
なにかをじっくり考えたいとき、
アイデアをうんうん練りたいとき、
静かな家に居るよりも、
うるさいコーヒー屋さんの方が集中できるもの。
おっきいサイズのラテを頼んで、
まずは雑誌や本を読みながら気分を乗せて、
さあ!と言わんばかりに最近新調したノートを開く。
書き易くはないが、頼りない筆跡が好きな極細ペン。
ペン先が潰れそうな筆圧でどんどん書く。
書くと言っても落書き。メモ書き。走り書き。
一週間どうにもまとまらなかったものが少しずつ進み始めて、
ウキウキしてきたその頃に、ふと集中力が切れた。
隣に座る大学生の男女の会話に耳をすませる。
ほんの少し前まで私もそちら側だったのに、
なんだか歳の差を感じる会話の内容に興味津々。
そうかそうか、遠距離恋愛をしているのか。
ふむふむ、男友達の多い彼女にやきもきするのか。
ついつい盗み聞き。
帰り道、ふーっと吐いた息が白くて、
思いがけず楽しい気持ちになった。
今からなら、そこに雪があれば雪だるまでも作っちゃいそうだ。
ベッドで寝る娘の顔にほっとする。(正確には少々泣いてようやく寝た娘)
たまにはプチ夜遊びもいいじゃないかと思うのでした。