Feb 17, 2011

捨てるものと捨てられないもの



私はどちらかと言えばなんでもぽいぽい捨てる。
たくさんものがあるのがいや。
冷蔵庫の中にあるのはもっときらい。
机の上にある細々したものも、
デスクトップがファイルだらけなのもむずむずする。
着る?着ない?の服は大抵迷わずぞうきんにするし、
氷まみれの年代物の冷凍食品は、(食べられるか試行錯誤の上)やっぱり捨てる。

でも、どうしても捨てられない種類のものがある。

ひとつは印刷物。
本、ポストカード、素敵なDMやチラシ、包装紙、なんだかよくわからない紙。

もうひとつは人からもらったもの。
CcではなくToのかたちで戴いたものだ。
高校生の頃に友達と回した手紙や、弟が海外旅行で買ってきた絵はがき、
プレゼントと一緒に入っていた小さなメモ、机の上に置いてあった置き手紙にいたるまで。

最近、さらにもうひとつ、捨てられないもの群が増えた。
娘にまつわるものである。
カリカリに渇いてとれたおへそ、
生まれてすぐ足にしていた名札、
小さくなってよれよれのびのびの肌着。
これから髪を切ることがあれば、それもきっと大事にしまっておくだろう。

ものすごい勢いで、捨てられないものボックスが埋まりそうだ。